西山農園は愛知県の南東部田原市にあります。
田原市は「伊吹おろし」と呼ばれる冬の季節風の通り道にあり、
時折、強い寒風が吹きつけるなど、「風の街」とも呼ばれる事もある地域です。
このページではそんな田原市や渥美半島の魅力をご紹介します。
田原市について
愛知県の南東部、渥美半島一帯を占める田原市は、周囲は三河湾と太平洋に囲まれ、半島内は蔵王山や大山をはじめとする山々を有しています。
恵まれた温暖な風土と海から吹き込む風を活用して農業を長年発展させ、市町村別農業産出額において毎年全国上位(令和元年 第2位)にランクインするなど、日本全国でも有数な農畜水産業が盛んな地域です。
田原市の代表的な農作物としてキャベツやブロッコリー、スイカなどの野菜や果物から、キクやバラの生産をはじめとする花き類などさまざまなものがあります。
中でもキクの生産は日本一の生産量を誇り、「電照菊」とも呼ばれるその栽培風景は、渥美半島を美しく彩り、田原市の秋の風物詩となっています。
渥美半島の魅力を体験する
地引網
田原市の太平洋側の東浜田地区、百々(どうどう)地区では地元の方の指導の下、地引網を楽しむことができます。
砂浜海岸で親しまれていた昔ながらの伝統的な漁業を体験することができます。大勢の人の手で網を砂浜に手繰り寄せ、みんなで協力して獲た海の幸は格別です。
おたがまつり
六連町にある長仙寺ではおたがまつりが3月の第2日曜日に開催されます。
地元では「おたがさまが終わると春が来る」とも言われています。おたがまつりの特徴は、祭りの最後に行われる「玉取り」です。厄年の男性が投げたソフトボールよりも少し大きい金の玉を境内に投げ込み、男達が激しい争奪戦を繰り広げる姿は見物です。
伊良湖岬
伊良湖岬は渥美半島の先端に位置するスポットです。
太平洋側には恋路ヶ浜などの美しい砂浜もあります。岬のシンボルの灯台は白亜の灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
また、伊良湖岬の付近では、地元の海で取れた海鮮と田原市のおいしい野菜を楽しむことができます。
蔵王山展望台
蔵王山展望台は、360度の大パノラマで美しい景色を満喫できる施設です。
2014年に「光」をテーマにリニューアルした蔵王山展望台は、展望エリアはもちろん、テラスやカフェなどのひと休みできるエリアもあります。空気の澄み切った日には富士山が見えることも。
